引っ越しに伴う洗濯機の買い替えや処分など。大型家電の処分の仕方をいくつご存じでしょうか。自分の事情や処分したい期限、予算などを考えて方法を考える事が非常に大切です。この記事ではそれぞれの事情にあった処分方法をご紹介します。

自分にあった洗濯機の処分方法

１)不用品回収業者に回収してもらう

基本的な流れは、ホームページのメールフォームより問い合わせ・電話→見積もり日時の決定→無料見積もり→作業開始→お支払いです。

多くの業者は買い取り前に無料見積もりをしてくれるところが多い為、安心して取り引きができます。

 

２)指定取引所に持ち込む

リサイクルしてくれる場所に自ら持って行く方法です。

一般財団法人家電製品協会のホームページにてお近くの指定所がどこかを知る事が出来ます。

郵便局で券を購入しリサイクル料を支払い、お近くの指定所に連絡したら、持ち込みが可能な日時を確認し、決定した日に洗濯機を持ち込んでください。

運搬費の負担がないのが魅力です。

 

3)購入店に買い替えの際引き取ってもらう

洗濯機の場合は家電リサイクル法対象商品なので、店頭で料金をお支払いし、配送または工事の際に処分を依頼します。

新しい洗濯機が設置出来るのと同時に使わなくなった古い洗濯機も処分が出来るので手間が省け、不便な期間もありません。

 

4)オフハウスなど近くの中古品店に売る

豊富な専門知識を持つスタッフが査定を行ってくれます。

査定は店頭、もしくは自宅でも可能な為、一人暮らしの女性やケガで動けない時などにおすすめです。

その日のうちに処分でき、納得出来なければお断りする事も出来るので相見積もりもしやすいのが魅力です。

※現在は新型コロナウイルスの影響もあり、市場価値が下がりつつある為処分費用がかかる場合があります。

 

5)アプリを利用する

自分が出品者となり納得の行く取り引きがしやすいのがアプリです。

 

• メルカリ

インターネットアプリで誰でも簡単に利用出来るフリーマーケットアプリです。

運営が仲介している為、トラブルといったものが殆どなく安心して取り引きする事が出来ます。

商品コードなどによる相場価格も表示される為、比較的アプリを利用するには始めやすいです。

購入希望者からお値下げ依頼などもある場合、納得の行く価格で取り引きが出来ない可能性もあります。

• ジモティ

メルカリに対し、ジモティは中古品が主になります。

運営が間に入らない為スムーズにやり取りが出来る一方、個人間のやり取りでトラブルになる可能性もあります。

とは言え、無料で処分したい・洗濯機は重いので自宅まで取りに来て欲しいという人にとっては最適なアプリとも言えます。

 

 

	売りやすさ	手軽さ	メリット	デメリット
メルカリ	◎	◎	初心者でも始めやすい	なし
			値段交渉しやすい
ジモティ	◯	◯	即日対応の場合が多い	個人間のやり取りの為トラブルになる事がある
			引き取り設定にしていれば自宅に来てくれる

 

回収業者詐欺に注意！！

インターネットなどで広告を出すのに便利になった一方で悪徳業者も多くいるのが現状です。

「無料で回収に伺います」という言葉に騙されてそのまま依頼し、不用品をトラックに積み上げた後に〇万円と高額を言い渡される事もあります。

大きい荷物をまた部屋に戻すのは大変だ。業者が怖くていそのままお金を渡すしかなかったという人もいるようです。

賢く処分をする為には相場を理解し、無料見積もりなどのサービスがある場合はしっかり利用しましょう。

 

対策

• 見極めをしっかりする

一般的に、家庭の不用品を回収するには「一般廃棄物処理業許可」や「古物商許可」などの許可証がなければいけません。

ホームページに上記のような記載がなければ、依頼しない方がよいでしょう。

また無料見積もりサービスがあるか。料金の説明をしっかり行ってくれるか、などもしっかり確認しましょう。

• 被害にあった場合

もしかして詐欺かも？と思った場合、録音など証拠になるものを残し、すぐに消費者センター、または自治体の消費生活課に連絡しましょう。

トラブルの相談窓口があるので過去の事例を確認しつつ、今後についても話を聞いて貰えます。

 

自分にあった処分法を見つけましょう

便利になった世の中だからこそ、手軽に処分出来る方法もあれば危険が伴う事もあります。

業者に依頼する際はしっかりと見定めた上で判断しましょう。