【詳しく解説】一人暮らしの電気代平均は?シーズンによって違う!
毎月支払っている電気代。ひょっとすると平均よりも高い電気代を支払っているかもしれません。今回は一人暮らしの電気代平均と電気代の内訳、その他に電気代を節約する方法を紹介します。
【一人暮らし】電気代の一か月平均は?
総務省統計局の家計調査によると、一人暮らしの一か月電気代平均は約5,791円です。この数字は単純に1年間を12で割った金額となっています。しかし、電気代は季節によって変動するため、季節別の電気代平均もみてみましょう。
季節別
総務省統計局の家計調査によると、2020年の電気代平均は下記表のようになっています。
1~3月 | 4~6月 | 7~9月 | 10~12月 |
6,535円 | 5,916円 | 5,330円 | 5,135円 |
こうしてみると、やはり暖房などをよく使用する1~3月の電気代が高くなっていることが分かりますね。電気代の平均金額についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
https://reitechjp.com/power-saving/denkidai-average/
電気代の内訳
ここまで電気代の平均金額を解説してきましたが、その電気代の内訳をご存知ですか?電気代は大きく分けて4つの項目に分かれています。それぞれの項目を解説していきます。
基本料金
電気の使用量に関わりなく毎月一定額かかる固定料金です。電力会社によって基本料金の金額は異なります。また、基本料金がないプランもあります。
電力量料金
その月の使用電力量に応じて計算する料金です。電力プランにもよりますが、基本的には使用した分だけ金額が上がるため、「電力量料金」を下げることが電気代節約への近道です。
燃料調整額
必要な化石燃料の価格変動を電気料金に反映させるための料金です。火力発電で使う燃料の輸入価格は常に変動しており、その変動分を調整するため自動的に電気料金に含まれて請求されます。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギーによって発電された電気を電力会社が買い取る際の費用を、電気の使用者すべてに負担してもらうための料金です。
電気代を抑える方法
電気代を抑えるには大きく分けて2パターンあります。まず家電製品の使用方法を見直してコツコツ節電すること、もうひとつは契約している電力会社やプランを変更することです。
家電の使用方法を見直す
電気代が多くかかっている家電製品のランキングは、1位冷蔵庫、2位照明器具、3位テレビ、4位エアコンです。電気代を占める割合が高い家電を知ることで、効率よく節電ができます。各家電の節電方法に関しては下記に詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
https://reitechjp.com/power-saving/setuyaku/
あともうひとつは、電力会社の変更もしくは電力プランを変更することです。
電力プランを見直す
自分に合っていない電力プランを契約していると無駄に電気代を払っている可能性があります。また、電力会社によってさまざまなプランがあるため思い切って電力会社を変更するのも良いでしょう。
いかがでしたか?今回は一人暮らしの電気代について解説しました。節電をする前に、自分がどのくらいの電気を使っているかを把握することから始めてみましょう。