ホットプレートの電気代は?選ぶポイントや電気代の節約方法までご紹介
焼肉やホットケーキ、鍋料理などをするときに活躍するのがホットプレートですよね。そんなホットプレートの電気代っていくらかご存じでしょうか。今回はホットプレートの種類と電気代、選ぶポイントや節電方法までまとめて紹介します。
ホットプレートの加熱方式と電気代
ホットプレートは、下記のとおり大きく分けて3つの加熱方式に分かれています。
・電気ヒーター式
・IH式
・赤外線式
加熱方式によってやや電気代が変わるので、各加熱方式の特徴と電気代を詳しく解説していきます。
電気ヒーター式
電気ヒーター式は、電熱線に電気を通し発熱させ、その熱でプレートを温める方式です。主流の加熱方式で、本体価格も高くなく購入しやすいのが利点です。消費電力は約1200Wで、1時間あたりの電気代は約32.4円です。
IH式
IH式は、IHヒーターを熱源としプレートを加熱します。付属のプレート以外でもIHコンロ対応の調理器具であれば使用できるのが利点です。火力が強く、細かく温度調整が可能ですが、本体価格が少し高めです。消費電力は約1400Wで、1時間あたりの電気代は約37.8円です。
赤外線式
赤外線式は、遠赤外線で直接プレートもしくは食材を加熱する方式です。焼く調理に特化しており、本体価格はIH式よりも高めになっていますが、予熱時間も短く煙が出にくいのが利点です。消費電力は約1,300Wで、1時間あたりの電気代は約35.1円です。
それぞれの電気代を比較してみましょう。
加熱方式 | 特徴 | ワット数 | 1時間あたりの電気代 |
電気ヒーター式 | 他の方式に比べ、本体価格が安価 | 約1200W | 約32.4円 |
IH式 | 細かく温度調整ができる | 約1400W | 約37.8円 |
赤外線式 | 煙が出にくい | 約1300W | 約35.1円 |
電気代は多少の違いはあるものの、どの加熱方式もそこまで大きな違いはないことが分かりました。では、何を基準にして製品を選べば良いのでしょうか。
ホットプレートを選ぶポイント
これからホットプレートの購入を考えている方は、下記ポイントを押さえて製品を選ぶようにしましょう。
形状
ホットプレートの形状は角型タイプと丸型タイプの2種類があります。
角形は、横幅が広くプレート面積が大きいため一度にたくさん調理する場合に向いています。ヒーターの形状によっては四隅の火力が弱いといったデメリットがありますが、焼肉などをするときに焦げてしまいそうなお肉を四隅に避けておくといった使い方もできます。
丸型タイプは、角がない分食卓が広く使えるといったメリットがあります。また、角型と違い、四隅がないため、焼きムラを心配する必要がありません。丸型にはグリル鍋が付属でついていることもあります。
加熱方式
前述したとおり、ホットプレートの加熱方式には「電気ヒーター式」「IH式」「赤外線式」と3種類に分かれています。先程述べた、それぞれの特徴と導入コストを考え、自分にいちばん合ったものを選びましょう。
付属品
ホットプレートを購入する際には、本体以外に何が付属されているのか確認をしましょう。たこ焼きを作るときに使用する「たこ焼きプレート」や肉を焼く時に適度に油を落としてくれる「波型プレート」が付いている製品もあります。また、フタが別売りの場合もありますので、用途に合わせて購入しましょう。
手入れのしやすさ
ホットプレートを購入しても、手入れが大変だと使用することが億劫になってしまいますよね。そのため、手入れがしやすいかどうかも製品を決めるポイントになります。本体とプレートが取り外せるタイプであればプレートを丸洗いすることもできますし、プレート表面がフッ素加工されているものであれば、焦げ付きにくくお手入れが簡単です。
ホットプレートの節電方法
では実際にホットプレートを使用するときに、電気代を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか。電気代を抑えるコツは、少し工夫することです。どう工夫すれば良いのか解説します。
あらかじめ調理しておく
ホットプレートで加熱する前に、電子レンジなどであらかじめ加熱しておきましょう。そうすることによって食材に火が通りやすく、ホットプレートを加熱する時間が短くなるため電気代が抑えられます。
一気に調理する
焼肉や鍋料理などは少しずつ調理するのではなく、一気に調理してしまいましょう。この場合も加熱時間が短縮されるため、電気代を抑えられます。
温度調整をする
ずっと強火で調理するのではなく、ある程度加熱したら保温にしてフタをしましょう。そうすることによって、予熱でも食材に十分火が通ります。
途中で電源を切らない
途中で電源を切ってしまうと、また再度加熱するときに温まるまで時間がかかり、その分電気代がかかります。なるべく電源は切らず、「弱」にしておくか「保温」にしておきましょう。
いかがでしたか。今回はホットプレートについて紹介しました。焼く、炒める、煮る、蒸すことが可能なホットプレート。この記事を参考に、節電しながら楽しいホットプレートライフを送りましょう。