梅雨の除湿対策!便利な家電から家庭にあるものでできる対策を紹介

梅雨のジメジメ時期、皆さんはどう過ごしていますか?なかなか乾かない洗濯物や干せない布団、どうしますか?今回は梅雨の除湿対策について紹介します。

梅雨時期のカビの危険性とその対策

梅雨の時期に何もしないと湿気でカビが発生することがあります。カビの胞子を吸い込むと、アレルギーや中毒を起こす可能性があるので注意が必要です。

対策としては雨が降ってない日に換気をし、部屋の空気を入れ替えることが重要です。ちなみに換気をする際は、窓を2箇所開けることで空気の道ができるので、できるだけ2箇所開けるようにしましょう。また、扇風機やサーキュレーターを使うとより効果的に換気が行えます。

しかし、梅雨は雨が続くのでなかなか換気ができないですよね。その時は家電製品を使って除湿をするのが1番です。

梅雨の除湿対策を紹介!

ここからは部屋の除湿をする方法を紹介します。カビの発生も抑えて快適に過ごしましょう。

除湿機を使う

除湿機は湿気を取ることを目的としています。空気中の水分を除湿機に取り込み、水滴化することで室内の湿度を下げます。湿気の多い季節に除湿機はぴったりです。

ちなみに除湿機には、コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式の3つのタイプがあります。中でも梅雨の時期におすすめなのはコンプレッサー式とハイブリッド式です。

コンプレッサー式は冷やすことで除湿するため、室温が低い時よりも高い時の方が効果的です。また、ハイブリッド式はコンプレッサー式とデシカント式の両方の機能を持っているのでこちらも梅雨の時期におすすめです。

エアコンの除湿機能を使う

エアコンには冷房・暖房・除湿の機能があるので、除湿機能を使うことをおすすめします。冷房を使う方もたまにいますが、冷房と除湿では目的も機能も異なります。

冷房の場合は、室内を設定温度まで下げるのが目的です。しかし、除湿は室内の湿度を下げることが目的になります。基本的に除湿は室温を下げずに除湿をするので、肌寒くなるのを防ぎながら、嫌なジメジメを取ることができます。

また、除湿機能には弱冷房除湿(ドライ)と再熱除湿の2つのタイプがあります。この2つの違いは温度と消費電力です。

タイプ 室内温度 消費電力
弱冷房除湿 多少下がる 低い
再熱除湿 ほぼ一定 高い

電気代を気にするなら弱冷房除湿タイプ、室内温度を気にするなら再熱除湿が良いでしょう。

重曹・竹炭・新聞紙を使う

クローゼットや靴箱などの部分的な場所には重曹や竹炭、新聞紙を活用するのもありです。

・重曹

容器に重曹を入れ、湿気の気になる場所に置きます。固まれば除湿されている証拠です。固まった重曹はそのまま掃除にも活用できます。

・竹炭

竹炭を容器や布などに入れて気になる箇所に置くだけです。竹炭は洗って天日干しをすれば繰り返し使えます。変え時は3ヶ月ほどです。

・新聞紙

新聞紙を一度くしゃくしゃにして、気になる場所に置くと効果的です。新聞を読んで終わりにせず、有効活用しましょう。

洗濯物や布団は機械に頼る!

梅雨の時期は洗濯物を部屋干しする家庭が多いと思います。部屋干しだと時間がかかると思いますが、洗濯物は5時間以内に乾かさないと菌が繁殖し、生乾き臭が発生するそうです。また、布団を干さずに放置するとカビやダニの発生にも繋がります。

干せない時は機械に頼りましょう。

洗濯物が乾かないなら浴室乾燥機や洗濯乾燥機を使う

今は洗濯物を乾かすのに優れたものがたくさんあります。洗濯乾燥機や浴室乾燥機、衣類乾燥除湿機に頼るのも良いと思います。

・洗濯乾燥機

洗濯~乾燥までしてくれる優れものです。干す手間がないのでとても便利です。但し、シワがつきやすいのでその点は注意です。

・浴室乾燥機

浴室乾燥機付きの物件であればぜひ使ってみてください。浴室で乾かすため、同時に浴室のカビ防止にもなります。

・衣類乾燥除湿機

除湿機にサーキュレーターがついたような製品もあり、除湿の機能で衣類を乾燥させます。できるだけ狭い部屋で使う方が効果的です。ちなみに、各種の電気代はこちらになります。※1kWhあたり27円で計算

種類 1時間あたりの電気代
浴室乾燥機
マックス BS-161H-CXより
約32円
洗濯乾燥機
Panasonic NA-VX900BLより
約24円
衣類乾燥除湿機
アイリスオーヤマ  IJD-I50より
約16円

布団が干せないなら布団乾燥機を使う

布団乾燥機をかけてしまえば布団がフカフカに復活します。温まった布団で寝られるのでとても快適です。なお、ダニが気になる場合は布団乾燥機をかけた後、掃除機で吸い取ると良いそうです。

ちなみに、布団乾燥機はマット付きタイプもマットなしタイプも消費電力は750W前後で、1時間あたりの電気代は約20円になります。

 

今回は梅雨の時期の除湿対策について解説しましたが、いかがでしたか。雨が続くとどうしても憂鬱になりますが、便利な家電製品を使って快適に過ごしましょう。但し、家電製品を使えば電気代は当然かかるので、気をつけて使うようにしてくださいね。