節電するならここからはじめよう!

節電をしようと思っても何から始めていいかわからない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は節電対策をした方が良い家電製品を統計データを紹介し、各家電製品の節電方法を紹介します。少しでも電気代を安くできるよう一緒にチャレンジしてみましょう!

節電した方がいい家電製品ランキング

平成30年度の資源エネルギー庁のデータでは、下記のような割合で電力が消費されています。

引用:資源エネルギー庁

 

エアコン、冷蔵庫、照明を合わせると5割以上!

つまり、ここを見直すことで電気代の削減につながるというわけです。そこで、それぞれの家電製品の節電方法をお伝えします。

各家電製品の節電方法を紹介

先ほどのデータよりエアコン、冷蔵庫、照明器具の節電方法を紹介します。どれも簡単な方法で節電ができるので是非チャレンジしてみてくださいね!

エアコン

■冷房

  • 冷房の設定温度は28℃

環境省が発表している設定温度は28℃です。暑すぎる場合は無理せず下げても大丈夫です。熱中症などの病気にならない程度に調節しましょう。

  • 設定温度を1℃下げると13%の節電効果

こちらも環境省の引用になりますが、1℃下げるだけで13%の節電効果があるので余裕があるときは試してみてください。

  • レースカーテン・すだれなどで日差しをカット

日差しが軽減されることで体感温度が変わります。

 

■暖房

  • 暖房の設定温度は20℃

環境省が発表している設定温度は20℃です。暖かい服装をして設定温度を20℃に設定してみてください。

  • 設定温度を1℃上げると10%の節電効果

エアコンの設定温度を1℃上げると10%の節電効果があるそうです。(環境省より引用)

  • 厚手のカーテンを使う

床まで届く長めのカーテンを使えば、外からの冷気が侵入しづらく部屋が暖まりやすいです。

 

■冷暖房

  • サーキュレーターを併用

天井と床で温度差が生じるので、室温を循環させるためにサーキュレーターを併用すると良いです。電気代も1円未満なので、サーキュレーターを使ってエアコンの設定温度を調節すると節約になります。

  • フィルターや室外機の掃除

フィルターは月2回、室外機の周りは物を置かずに整理整頓することでエアコンの効率を下げることなく使用できます。

  • 気密性を高める

冷気、暖気が逃げないようにドアや窓の開閉を少なくすることが大切です。

 

その他のエアコン節電方法については、コチラの記事もチェック!

冷蔵庫

  • 冷蔵は詰めすぎない

冷蔵には物を詰めすぎず冷気が通る隙間をあけるようにしましょう。定期的に整理し、食べ残してしまった食品や常温保存ができるものを冷やしていないか確認しましょう。

  • 冷凍は詰める

冷凍は冷蔵とは逆に綺麗に詰めることでお互いが冷やし合ってくれるので詰める方が良いです。

  • 熱いものは冷ます

熱いものを入れる場合は冷ましてから入れることで無駄な冷気を使うことがありません。

  • ドアの開け閉めは早めに

冷気が逃げてしまうのでドアの開け閉めは少なくして、物をとったら早めに閉めましょう。

 

冷蔵庫の詳しい電気代についてはコチラの記事から確認してみてください。

照明器具

  • LED照明に交換する

白熱球は電気代が高いのでLEDに変えることをおすすめします。

  • こまめに照明を消す

部屋の電気や階段の電気の消し忘れはもったいないのでこまめに消すようにしましょう。習慣化できると消し忘れを防ぐことができます。

  • 日中は日差しを利用する

日の光で快適に過ごせる日中は照明を使わず、暗いなと感じてから電気をつけるようにしましょう。もちろん、部屋が暗いと目に悪いので状況に合わせて電気をつけてくださいね。

節電タップを利用して待機電力をカットしよう!

各家電製品の節電方法を紹介してきましたが、ここからは待機電力に注目して解説します。

待機電力は年間の電気代の5%を占めており、この待機電力は節電タップを利用することで簡単にカットできます。

節電タップとは、プラグを差し込む部分にスイッチがついている製品のことをいいます。スイッチがついていることで、プラグを抜き差ししなくてもスイッチをオフにするだけで待機電力をカットできる優れものです。プラグの摩耗も防げますし、手軽に待機電力をカットできるのでぜひ試していただきたいです。

節電タップはネットショッピングやホームセンターではもちろん、最近では100円ショップ等でも見かけるようになりました。

 

おしゃれなものやコンパクトなもの等、ご自身の使い方にあったものを探してみるのも楽しいですよ!

資源エネルギー庁が節電方法を教えてくれる!?

実は先ほど使用電力の割合を示したグラフが載っている資源エネルギー庁のサイトでは、さまざまな節電方法を紹介しています。

「この家電の節電方法が分からない!」とお困りの方は一度覗いてみてください。

節電方法だけでなく、自動車等の省エネポイントも詳しく解説しているので、気になったときに確認できるようブックマークをしておくと便利です。

経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

電力会社を変更すれば節電対策をするより簡単に電気代が安くなる!?

今まで紹介してきたようにコツコツと節電対策をすることはとても重要です。節電をすることは環境に配慮した生活をしていることにもなりますし、電気代を安くすることにもなります。

しかし、電気代を安くするという面だけで考えると、電力会社の変更はとてもおすすめです。

今は様々な会社が色々なプランを出しています。電気も選べる時代なのでご家庭に合ったプランにすることで瞬時に電気代が安くなります。自分に合ったプランを探すのが1番大変なところですが、そこを乗り越えてしまえば電気代は安くなります。面倒がらずに行動に起こすのが大切ですね。

 

電力会社の変更方法や流れについて、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

意外と簡単! 電力会社を変更する方法と手続きの流れ

まとめ

すぐにできるものから、少し腰が重く感じるものまでいろいろな節電方法をご紹介いたしました。地道で面倒なことが多いですが、コツコツと行うことで確実に電気代は安くなります。今回紹介した節電術を活用して電気代を削減してみてくださいね!